| プラズマテレビと液晶テレビの売上状況について教えてください。 | |
| プラズマテレビは、販売金額は1,289億円で前年比99%、出荷台数は80万台で、前年比約1割伸びています。また、液晶テレビは、販売金額が571億円で前年比109%、出荷台数は74万台で、約4割増加しています。 |
| プラズマテレビの出荷台数は計画に比べてどうですか。また、価格低下はどのくらいありましたか。 | |
| 第1四半期としては想定していたより少し落ちていますが、それほど大きくはありません。年間目標は500万台で、米州では商品導入のタイミングが少し遅れたことによる影響が出ていますが、7月については心配していません。なお、価格低下については、日本では、実需ベースで、業界23%に対して当社が21%で、海外はどちらも3割とみています。 |
| プラズマテレビを含む薄型テレビが日米で落ち込んできています。今後、この状況はトレンドとして続くのか、あるいは、今後金額ベースでも増加に転じると見ているのか教えてください。また、グローバルで伸びも鈍化していますが、欧州やアジアについても、近々日米のような状況になるのでは、という懸念もありますが、どう考えていますか。 | |
| 米州については、第1四半期売上下落は一時的なもので、40型が主流となっている現状において、42型フルHDの商品を4月に導入できなかったことが原因です。日本でも、フルHDのウェイトが高くなっており、今後も十分増やしていけると思っています。欧州でも、今後、米州や日本と同様に、フルHD化率は上がり、併せて高インチ化も進むものと考えています。 |
| 日本と米州でプラズマテレビの販売金額が前年を下回っていますが、台数も前年を下回ったのでしょうか。また、第1四半期のプラズマテレビの収益について教えてください。 | |
| 日本、米州ともに、金額では前年に対して減収ですが、台数では伸びています。国内では2桁の伸びで、米州でも前年より伸びており、全体としても伸びています。また、プラズマテレビの収益については、価格低下の影響はありましたが、高インチ化やフルHD化などによる販売単価の上昇に加え、コストダウンの効果もあり、前年並みと考えています。 |
| 日本と米州で薄型テレビの売上が前年を下回っていますが、その要因と現在の状況について教えてください。 | |
| ひとつは、昨年のワールドカップ効果が約200億円あった影響が出ています。もうひとつとして、42インチのフルHDプラズマテレビの導入時期の遅れによる影響があげられます。日本では、42インチのフルHDプラズマテレビを4月の中旬頃に導入しましたが、米州では6月末頃と導入が遅れました。しかし、日本において、台数ベースでは、販売は2桁成長となっており、プラズマテレビは7割のシェアを維持していますし、37インチ以上の薄型テレビ全体でも約3割のシェアを確保しています。価格低下の影響は、それほど問題とは考えていません。また、米州においても、7月以降の販売状況を見ますと、ベストバイやサーキットシティを含む5社のナショナルアカウントに対して、7月度で前年の約2倍の売上台数になっており、37インチ以上の占有率は2位を確保しています。今後は、フルHDの比率を上げていくとともに、全国の量販店に加えて地域の量販店に対しても積極的に販売を伸ばしていきたいと考えています。 |
| 米州について、フルHD導入の遅れが第1四半期の売上が減少した要因とのことですが、米州市場は、それほど画質にこだわらないと思います。それでもフルHDが伸びている背景は何ですか。 | |
| 米州も、やはりフルHDのウェイトが高く、液晶についても、フルHDのウェイトが4割ほどあります。当社においても、フルHDのプラズマテレビを導入し、販売台数は約2倍になりました。高精細を求めるお客様も多いのではないかと思います。 |
| デジタルカメラは、金額ベースでかなり伸びていますが、台数はどれくらい伸びていますか。 | |
| 金額は約600億円で前年比137%、台数は約213万台で同140%です。 |
| マーケティングの取り組みを通じて、フランスでデジタルカメラのシェアを伸ばしたとのことですが、今後、これを他の地域にも横展開していく予定はありますか。 | |
| フランスにおいて、製販一体でマーケティングを行い、価格や発売のタイミング、販売方法等について、量販店、販売会社、製造ドメインが連携した取り組みを行いました。デリバリーについても、PSIの情報の共有化を推進しました。こうした取り組みを、ドイツやイギリスでも展開しようとしています。 |
| 上半期の為替のメリット約123億円は営業利益分ですか。為替は売上の増加にどれくらい影響していますか。 | |
| 123億円は第1四半期の営業利益分です。売上については、約880億円程度の影響があったと思われます。第2四半期も利益については第1四半期と同じぐらいの影響があると考えています。 |
| 在庫が500億円増えていますが、今後どう対処するのか教えてください。 | |
| 在庫は、増加分はプラズマテレビの機種切替が原因の1つです。半導体は、3か月分ぐらいのリードタイムが必要であるため、備蓄在庫があります。また、パナホームでは、分譲用の土地が増えております。6月では在庫は一時的に増えていますが、9月見通しでは計画内になる見通しです。 |
| 手持ち資金や金庫株が積みあがっています。売上高10兆円達成のためにも、M&Aを検討する必要があると思いますが、今後どのような考え方で進める予定ですか。 | |
| 自己株については、以前、10%を超えた分は消却するという方針を出しました。現在は、自己株が発行済株式総数に対して13%まで増えていますが、このGP3計画の3年間では、基本的には10%超の分についても消却せず、今後のM&A等に備えるという方針で進めています。 |
| 資金使途としてM&Aを想定しているとのことですが、GP3計画の売上高10兆円達成に向けて、M&Aを織り込んでいるのか、あるいは、既存事業を伸ばすことで10兆円を確保し、プラスアルファとしてM&Aを考えているのか、中期的な見解を教えてください。 | |
| 中期計画については、年率約3%の伸びを達成しておよそ10兆円、と推定していたので、具体的なM&A等は織り込んでいません。しかし、事業の収益力と財務体質を強化するうえで、販売だけでなく技術等さまざまな面から見て、M&Aや事業提携等が必要になります。従って、販売にとどまらず、さまざまな面で検討しています。 |
| 株式持ち合いの狙いと今後の予定を教えてください。 | |
| 当社は、他社株式の取得を事業における業務提携をベースに考えています。競争が激しくなると、単独で事業を進めるのは難しくなります。従って、事業を中心とした提携を通じて、より緊密な関係を構築するために、資本提携をするということであり、買収防衛策という意図はありません。 |
| 日本ビクターとケンウッドの業務・資本提携について、大坪社長が日本ビクター株の売却の可能性について、「力強い発展が確認できたら、売却も選択肢に入る」と言われましたが、現時点でどういう経営指標を判断材料として考えていますか。 | |
| 当面、日本ビクターの株式を売却するという考えはありません。日本ビクターがまず黒字化するということが大切です。日本ビクターの再生を第一義としてやっていくことが重要であり、経営統合の後に、何をしていくのかを検討することになります。 |
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