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IR情報 アニュアルレポート2004

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海外事業の「躍進21計画」概要
松下電器は、世界各地域で成長戦略を展開するとともに、それぞれの地域でグループ本社を代行し、コーポレートガバナンスを発揮する地域統括会社の機能を強化しました。そして海外事業は、事業ドメイン会社の「事業軸」でのグローバル戦略と、地域統括会社の「地域軸」での総合的な成長戦略とのマトリックスにより経営されることになります。 取締役副社長 海外担当 少徳敬雄
躍進21計画で引き続き全社の「成長エンジン」として成長を牽引
 経済のグローバル化と商品のコモディティ化が進むなか、最適立地による事業活動やITを駆使した高効率なビジネスモデルの構築をいかに早く実現できるか、すなわち競争環境変化への対応力の差が決定的に企業発展の成否を左右する時代にきています。この経済環境認識に基づき、躍進21計画においては次の5つの取り組みを中心に成長戦略を推進してまいります。
図:事業ドメイン別体制と地域統括会社との位置づけ
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(1)V商品を中心とした圧倒的に優位な商品づくり
グローバル市場をターゲットとしたV商品の市場導入を強化するため、事業ドメイン会社のマーケティング機能を海外市場の前線にシフトします。そして個々の市場ニーズに合った商品開発サイクルを確立するとともに、市場に密着した綿密な導入プランに基づいてV商品の世界同時発売・垂直立ち上げを強化しています。
(2)ブランド力強化の継続
引き続きブランド力の強化を図るため、メディアへの宣伝投資を大幅に増強し、強い商品づくりとグローバルマーケティング活動の効果を最大化することをめざします。地域別には、特に高い成長の見込まれる中国やアジア地域に加えて、ロシアなどの新興市場で攻めの活動を展開します。商品面では、薄型テレビ、DVDレコーダーを中心とした宣伝活動を進めます。
(3)構造改革と拠点統廃合を推進
海外事業の構造改革は大きく前進しましたが、新しい経営体制のもとで、引き続き構造改革と拠点統廃合を推進します。特に今後は、グローバル経済における比重がますます重くなる中国と、FTA(自由貿易協定)の動向から世界の戦略製造拠点として重要性を増している東南アジアにおいて、事業展開の最適化を追求します。
(4)中国で1兆円事業規模を実現
特に中国については、2005年度に1兆円の事業規模を実現するために、事業ドメイン会社と松下電器(中国)(有)が協働して商品力強化に向けた重点商品プロジェクトを展開するとともに、営業体制の強化、物流体制の再編を推進します。
(5)軽くて速い営業体制の構築
海外の営業体制については、販売会社を経由しない商流やインターネット販売など流通形態の大きな変化も視野に入れ、市場変化への対応力強化を図ります。また、ITの活用による効率性の徹底追求でオペレーションコストを削減し、軽くて速い営業体制への変革を図ります。
 
 当社は、海外事業が引き続き全社の「成長エンジン」としての役割を果たせるよう、スピードを上げてこれらの取り組みを1日も早く推進してまいります。
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