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IR情報 アニュアルレポート2004

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海外事業の「躍進21計画」概要
海外事業は全社の「成長エンジン」として、事業拡大とグループ全体の業績を牽引する重要な役割を担っています。ここでは、2003年度の海外事業の取り組みを総括し、今後の成長戦略についてご説明します。
事業ドメイン別体制の構築と経営管理の仕組み改革によりV字型回復を実現
 当社は、2003年度より、事業ドメイン別体制に合わせて連結経営管理の仕組みを改革し、各海外事業会社をそれぞれの事業ドメイン会社のグローバル連結経営の中に組み込み、グローバル連結ベースのCCMとキャッシュフローによりその業績評価を行うことにしました。同時に、各地域の地域統括会社が持株会社となり、当該地域内のグループ会社へ直接出資し、その回収管理を徹底する責任を負うことといたしました。当社は、この仕組み改革の徹底により海外事業の拠点統廃合を加速させ、海外事業における業績のV字型回復と投資回収率の改善を図ることができました。
地域別売上前年比実績図
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グローバル統一ブランドを実現
 2003年度の海外売上高は4兆22億円、前年比は現地通貨ベースで104%となりました。地域別の売上前年比は、米州が100%、欧州が102%、中国を除くアジアが103%、中国が121%となり、特に中国市場で売上を大きく伸ばしました。
 まずグローバルな営業戦略として、ブランド力強化を成長戦略の中心に据えて、メディアを通じた宣伝投資を拡大することにより、ブランドイメージ高揚を図りました。米州・欧州市場への薄型テレビやDVDレコーダー、デジタルスチルカメラなどデジタルAV機器導入時に、テレビ、雑誌、ウェブサイトなどへのメディア宣伝投資を集中的に行ったことにより、ブランドイメージの高揚と売上増に貢献しました。
 当社は、このブランド力強化の一環として、グローバルブランドをPanasonicとし、アジア、中国、中近東でアプライアンス商品のブランドをNationalからPanasonicに切り替え、当社の新しい姿・商品を世界中のお客様に発信しました。具体的には、ノンフロン冷蔵庫、「酸素エアコン」、紙パックレス掃除機、縦型洗濯乾燥機、スチームオーブンレンジなど高付加価値機能商品を新たにPanasonicブランドで投入しました。
事業と地域、2つの側面をもつマトリックス経営
 世界各地域で成長戦略を展開するとともに、それぞれの地域でグローバル&グループ本社を代行し、コーポレートガバナンスを発揮する地域統括会社の機能を強化しました。地域内のすべての事業会社はいずれかの事業ドメイン会社のグローバル連結経営に組み込まれると同時に、その所在地の地域統括会社の地域総連結経営にも組み込まれました。これにより海外事業は、各々の事業ドメイン会社の「事業軸」でのグローバル戦略と、地域統括会社の「地域軸」での総合的な成長戦略とのマトリックスにより経営されることになります。
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